こんにちは!
ブログ担当Kです!
いや〜、暑すぎてちょっと夏バテ気味だけど、本日も気合い入れてブログ更新しちゃいます!
今回は、7月9日(水)に関東地方整備局さん主催で行われた『ICT施工 施工講習』のレポートを中心に、色々お話しできたらと思ってます!
ICTって響き、なんかワクワクするんですよね!みなさんは何を想像しますか?!
ICTっていう言葉自体は知ってたんだけど、「これって何だろう?」って真剣に調べ始めたきっかけは、TBSで前やってたドラマ『下町ロケット』に出てきた「ICT農業」だったりします。さすが池井戸潤さん、社会の動向を捉えた題材選びがうまいなぁ、ってつくづく思いました!
話は逸れちゃいましたが…ICTとは簡潔に説明すると、情報や通信技術を使って、色々なことを便利にしたり、新しい価値を生み出したりすること全般のことを指したりします。
建設・土木業界でも若年者の就労人口が減ったり、高齢化が進んだりと…今後の問題を解決するためにICT化が進んでいるのはこういった事情があります。
ところで今回私が体験してきた講習は、こんな感じのラインナップでした!
①3次元計測による起工測量
②ICT建設機械による施工
③3次元計測機器による出来形管理
座学と実習の繰り返しで、かなり中身の濃い講習だったのが少しでも伝わるといいなぁ、と思います!
①3次元計測による起工測量

360度プリズム:どこから見ても正対するすごいターゲット。

GNSSローバー:今まさに宇宙から電波を受信しています!

トータルステーション
TSとGNSSローバーで「工事の最初の一歩」を測ってきた!
この講義では、主にTS(トータルステーション)とGNSSローバーを使った起工測量を体験してきました!
起工測量っていうのは、工事を始める前に「この地面ってどんな形してるの?」「高さはどれくらい?」ってのをしっかり把握するための測量で、まさに『工事を行う最初の一歩』なんです!
で、今回のメインは、測量でも「IT技術を建設現場でフル活用しよう!」っていうお話になります。実際に人工衛星から電波を受信して測量できた時は、もう感動で鳥肌モノでしたよ!!
②ICT建設機械による施工

ICT建機!

ICT建機!(2DMG)
ハイテク建機をこの手で!ICT施工の現場を体感!
この講義では、ICT施工の中でも特に肝となるICT建機に、なんと実際に触れることができました!重機好きとしてはそれだけでテンション爆上がりしました。
私自身、直接建機を操縦して工事をするわけじゃないのですが、仕事でお世話になってる建設会社の人たちと、これからは共通の話題で話せるようになるかなって思ったら、本当に良い経験になったと心から感じました。
人工衛星の技術を使ったり、実際にハイテクになった建機を動かしたりできて、もう興奮しっぱなしでした!
③3次元計測機器による出来形管理
最新機器で測量マスター!?充実の講義内容!
今回の授業では、TLS( 地上レーザースキャナー)やLiDARSLAM(ライダースラム)っていう、測量業界ではお馴染みの最新機器や、断面管理っていうちょっと専門的な内容まで、みっちり学んできました!
今回の講習は、まさにこれからの建設・土木業界を引っ張っていくICT施工っていう新しい技術に直接触れることができて、本当にめちゃくちゃ勉強になりました!
「自分も新しい技術をどんどん吸収して、ちゃんと形にして発信していかないとな〜」って改めて思える、すごく良い機会だったと思います!
その他

国土交通省対策本部車:屋外での講義が多く、涼しい車内で休憩できたりと熱中症対策は万全!

D125-18B:小松製作所(現コマツ)の開発した世界初の水陸両用ブルドーザー。無線で遠隔操作ができる無人化施工の走り的存在。

建設技術展示館:昼に少しだけ見学してきました。無料!
以上、現場からのレポートでした!